明石朝霧「ピアノリビングとシーサイドテラスのある二世帯住宅」

26日木曜日の午前、お天気がいいので、明石市の朝霧に完成引き渡し間近の
「ピアノリビングとシーサイドテラスのある二世帯住宅」へスナップ写真を撮りに行ってきました
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         いいお天気、白い外壁が青空に映えます
   向かって左側が北西方向になるので、1:0.6の北側斜線勾配規制がそのまま、外観上のボリュームになっているので、一昨年、加古川に設計したお家とフォルムは似ています。
 
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         階段の見上げ
 お隣の緑が適度に窓のアクセントになって、平面図で描くと狭いのですが、実際に見上げると、いいバランスの抜けがあって、拡がりを感じる空間になってます・・・これは、狙い以上
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          階段を上って振り返ると・・・ 「海!」
 階段を登り切ったところは北側斜線の影響で天井高さが2mちょうどぐらいしかないのですが、「移動、通行空間」って「進行方向」に視線と意識が行くので、その場そのものの圧迫感は感じない。
 むしろ、空間の変化をもたらして、「晴れやかな驚き」=イッツアメージング!と外人さんが表現するような感じをつくるのには、フランクロイドライトが落水荘で設計した技法として、この世界ではみんな大学で習うんですけどね。
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          シーサイドテラス
 夜になると明石海峡大橋のライトアップされた姿がきれいに見えて
その下を灯りを灯した大小の船が西へ東へ通り抜けて行くさまが美しいシーンを作っていることでしょう
 
 敷地面積34坪 床面積1,2階の合計で34坪の二世帯住宅
 キッチンとお風呂、玄関が共用で「完全二世帯」ではありませんが、いろいろな施主ニーズと所要室要件をビッシリと詰め込みながらも、我ながら「すごくゆったりした」お家となりました。
 
 事務所のテーマである「面積の数値を超えた空間の実現」でのいい作品となりました
 施主O様、に改めて感謝申し上げます
 
 というお話を
明石海岸と神戸トアロードの設計事務所「スペースプロ」からお伝えしました

 

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