「明石海峡大橋を望み、音楽を楽しむアメリカンな家」

「明石海峡大橋を望み、音楽を楽しむアメリカンな家」😀

明石海峡大橋をテラスから眺め、大型船の
行き交う景色が愉しめ、周囲に気兼ねなく、
ピアノとサックスを演奏できる家にして欲しい、
との施主様の要望。
断熱材にはセルロースファイバーという、
気密断熱・防音に優れた材料を採用しています。
完成から約一年後、お庭のバラが咲き、ブルー
のポルシェが似合うアメリカンな雰囲気が漂う
素敵なお家の姿に・・・。
家って建てたあとの施主様の手でどんどん良く
なっていく・・・
そんな印象を受けたお住まいです。

 
(全体のコンセプト)

この景色を存分に楽しめるよう、リビングはもちろん、

アトリエ、浴室すべてから明石海峡が見えるよう設計。

明石海峡大橋の方向へ、少し建物の配置に角度をつけています。

 

傾斜屋根の形状を生かし、リビング、アトリエ、

廊下は全て板張りの勾配天井。

各部屋の天井付近の間仕切り壁にガラスを入れることで、

天井がつながって見え、全体で一室のような広々感が得られます。

 

照明は主に間接照明とブラケットをメインに、

必要な個所のみダウンライトを採用しました。

やわらかな電球色の色味がより一層木の空間の

温かさを引き出してくれています。

 

(LDK)

構造上必要な梁や柱を見せ、キッチン横の構造壁はお施主様の

要望でリビング側は桧貼りのおしゃれな化粧棚になりました。

 

(アトリエ)

普段はLDKや玄関ホールと一体に繋がりますが、

引き戸等を閉めればプライベートな落ち着いた空間が生まれます。

天井高が高いので引き戸等のレールが壁面から出ないようふかし壁等で

上手に目立たない工夫をしています。

またこの壁を利用し、リビングと玄関ホールの一部にはピクチャレール

を埋め込み、描いた絵画を飾れるようになっています。

また、アトリエ机の正面に窓を設け、潮風を感じ景色を眺めながら絵を描けます。

 

(浴室)

壁は桧貼り。天然の桧は床はまで貼ると痛みやすくなるため、水かかり部分

から下はタイル貼りとなりました。

浴槽はなんと信楽焼。見た目も香りもとても素敵な浴室になりました。

 

(その他)

敷地には高低差があるため、デッキは宙に浮いたように見えます。

低い土地部分は畑にするそうで、自家製野菜をメインに海を眺めながら

の食事を楽しめます。

 

設計をご依頼いただいたH様。ありがとうございました。  

 

 

 

 

 

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