神戸市伊川谷訪問看護ステーション竣工!!

一昨日の夕方、カメラマンと神戸市西区伊川谷駅北西に完成した
クリエイト兵庫さんが運営する訪問看護ステーション「虹」の竣工写真撮影に行ってきました
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             左下にチョコッと帽子が見えてるのが、カメラマン
 
住宅地のなかにあって、実に「なじむ」というか「平凡」な外観ですが
なんか、業務用施設っぽくないのが気に入ってます
軽量鉄骨二階建て、防火サイディング貼という、ごく当たり前の建物なのですが
 
地主さんの「地域に役立つものが、うちの土地に建つってのは、素晴らしい!」っておっしゃっていたと、借地仲介の不動産屋さんから伝え聴き、建築物という「もの」「かたち」以上に、なんかいい光を周囲に映し出しているように見えてきました。
 
訪問介護、訪問看護、訪問診療をうまいこと連携させて「安心できる老後」を過ごせる街にしようという、神戸医療生協さんやクリエイト兵庫さんの取り組みに設計という仕事で参加させていただき、「俺が死んで、カミさんひとりになっても、大丈夫なように・・・・」と思いはじめ、最近、神戸医療生協に出資して会員になったんですよ~~
 
というのも、昨年9月に母が腰椎圧迫骨折で整形外科へ入院し、リハビリ病院に転院し、自宅で訪問リハビリや訪問看護を受けるという過程(今はだいぶ良くなって要支援)で、地域包括支援センターでの登録、相談とか、リハビリ病院の手続きとかをするなかで「このサービスとこれは重複できない」とか「要支援になると、包括センターのケアマネの手から離れる」とか「訪問リハビリは介護保険適用がなくなり、デイケアで通所リハビリ認定を受けている施設なら保険適用がある」などなど、いろんな面で、自治体と病院という組み合わせでは「タテワリ」の感じが強く、母の近所に住む姉が様々な手続きに行ってくれたので、なんとかなりましたが、母一人ではどうしようもなく難しい制度っていうことが分かったからでした。
 
「おばあさん一人になっても、安心して暮らせる老後」今の日本に、地域社会にとっても大切な課題
そういう取り組みに参加させていただき、施主様に改めて感謝!!の竣工写真撮影でした。
 
というお話を
明石海岸と神戸トアロードの設計事務所「スペースプロ」からお伝えしました

 

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